Q19 湿布薬を、医師が必要な枚数処方してくれない

湿布薬を以前はたくさんもらえたのに、ちょっとしかもらえなくなった。なぜか。

A 健康保険を利用される場合、一度の処方枚数に制限があります。

2016年 湿布薬について、1処方につき処方された湿布薬全体の合計枚数 原則70枚までの処方制限がはじまりました。

2022年 湿布薬の処方制限が1処方 70枚→63枚となりました。

 

 

これは、健康保険を用いた医療の適正使用をすすめる取りきめの一環です。

あくまでも1処方に対しての投薬枚数制限なので、 複数回受診される人もいます。

医師が必要性を判断し、処方可能となることもあります。ならないこともあります。

 

通常、あなたは健康保険を使用した医療を受けています。

薬局や病院で支払う金額は、医療費の全額ではなく、そのほとんどを保険団体が負担しています。

あなたがいくら必要だと訴えても、費用の大部分を負担する保険者が認めないという医療に健康保険を使用することはできません。

 

自費の場合は、あなたの責任で購入・使用することになります。

販売されている湿布薬の購入を制限されることはないかと思います。